農薬や化学肥料は一切使用しません。
身の回りの有機物を使って健全な土を作ります。
畑に投入する有機物の主軸は、良質なエサで育った平飼いのニワトリたちの鶏糞堆肥です。
そのほか、青草、稲ワラ、米ぬか、牡蠣殻、炭などの身近な有機物を使って、ミネラルたっぷりで、多種多様な微生物が生息する土をつくっています。
年間を通じて約50品種以上の野菜を栽培しています。季節に歩調をあわせて、野菜にとっても環境にとっても無理のない方法をこころがけています。
お野菜同様、農薬、除草剤、化学肥料は一切使用しません。
昔ながらの自然乾燥方法で、刈った稲藁を3週間ほどお日様の下で自然乾燥させます。
手間と時間はかかりますが、お日様と風の力でじっくりと時間をかけて乾燥することにより、もみがらや稲ワラの養分が籾米に移ると云われており、うま味・甘みが増し、一粒一粒に自然のエネルギーが凝縮されているような力強さを感じます。
「もみじ」は日本独自の気候風土に合わせ、育種改良されてきた純国産鶏です。純国産鶏の日本でのシェアはわずか6%ほどと言われています。
南部小麦、ひとめぼれの米、北上地域の大豆、国産わかめ・ひじき、牡蠣殻、平釜塩といった、身近な国産の飼料を自家配合して与えています。
安全性に配慮し、遺伝子組換えの飼料や抗生物質はもちろんのこと、輸入飼料(トウモロコシなど)や着色料を一切使用していません。
メス50羽に対してオス3~5羽を入れています。
いわゆる有精卵です。
オスが群れに存在することで、群れが非常に安定し、落ち着いているように感じます。
鶏たちが全力疾走できるくらいの広々とした運動場付きの鶏舎で飼育しているので、鶏たちがのびのびと育ち、健康な卵を産んでくれます。
お米の副産物である稲ワラ、もみがらが床材としてニワトリに快適な飼育環境を提供するとともに、稲ワラ、もみがらが鶏糞とあいまって良質な堆肥を作り出します。この良質な堆肥によっておいし い野菜やお米が育ちます。おいしい野菜がニワトリのエサとなり、、ニワトリがおいしい卵を産みます。無駄のない循環型の関係ができています。